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2008年9月24日 (水)

世にも奇妙な物語2008年秋の特別編 感想

昨日も見ていました。

では感想

「ボディレンタル」:主演 内田有紀

一話目としては不も無く可も無く安定した作品でした。

この作品は世にもファンの人たちには「おばあちゃん」に似ていると指摘があるかもなぁ、と思っていましたが思う人はやはりいたんじゃないかなぁという気がします。 ラストもさわやかに書けているので良いなと思いました。

「どつきどつかれて生きるのさ」:主演 横山裕

この作品は所々に出てくる小ネタに笑いました。しかし、小ネタの方に力を入れすぎて一本の作品としてはやや散漫としているなと感じてしまったのも事実なんです。最後のオチのために小ネタを集約するなら別ですが。

だから、その分をテンポ良くすればもっと面白かったんじゃないかと思います。

「死後婚」:主演 深田恭子

今回の秋の特別編唯一の原作なしの話です。(他4作品は原作つき)

「世にも」TVシリーズのテイストを意識したんじゃないかと思った作品でした。

話が一点二転して行きつつ最後の落ちでドンと来る安定したサスペンスで良かったです。反面、他の感想サイトでも語られているように「途中から読めた」というのが多かった作品です。

この番組を今回はじめて見る人には良いんじゃないかと思いましたね。

「行列のできる刑事」:主演 平岡裕太

この作品は印象的に残る作品ですね。「ハイ・ヌーン」という初期のTVシリーズにあった作品と同系統の作品ですね。

話の中で行列について何も明かされなかったのが独特の奇妙さを出しているなと感じました。最初のドキュメンタリー風を装うのは手垢が付くくらいされてきましたが良い風にも悪い風にも作用してますね。

悪いところは「どつきどつかれて~」でも同じようにテンポよくするか尺を短くするしかありませんが物語の運び方が長いですね。割と退屈してしまう「だらっ」としてしまう感じがあり残念だなぁとおもいました。

が、良かった点は先ほども語ったように「行列」に関して謎を残し現実に対して非常識をなじませた描き方と犯人をパトカーの中に入れるところやカメラマンが行列のところに入ってしまうというきれいな落ち方をしたところですね。

ふんわりとした雰囲気はなかなかに面白かったです。

「推理タクシー」:主演 谷原章介 佐野史郎

この作品は原作を持っていたのでどんな作品になるか期待していました。

キャスティングはなかなかに良く雰囲気においても良かったです。

反面、演技の良さと原作に忠実に再現された脚本がかみ合わなかったことですね。 

人気キャスターの事件の謎を追う客と運転手の推理合戦がピリピリとした緊張感をかもしだした点は良く、どっちかが犯人じゃないかという味もなかなかに良かったです。

しかし、突拍子も無い相方殺しのくだりも小説という形態で表現している原作は読者の頭の中で構成されるからこそ良く、ドラマで表すのは少し投げっぱなしという感情をもたれてもしかたがなかったのかもしれません。

良くも悪くも「原作再現」という所はあったにせよ、雰囲気や推理合戦にいたるところは評価しても良かったという点ですね。

ストーリーテラー:主演 タモリ

今回は迷路でした、毎回毎回変わっていくストーリーテラーの部分もそろそろ少し芸を持たせたら良いのにと感じました。

まぁ、迷路というと谷原さんが前に主演していた作品の名も迷路だったのでそこのつながりかなと思いました。

総評:安定した作品が多い中「行列」は異彩を放つ作品だったなと感じました。

「どつきどつかれ」は噛めば噛むほど出てくる小ネタは良くできてるなと思いました。他三つは安定した作品だと思いましたね。

こういうオムニバス番組は一本づつの面白さも大切だけれど順番も大事だなと毎回毎回思います。

さて、来年の春の特別編も楽しみにしています。ここまで読んでくれてどうもありがとうございます。

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