最近寒くなってきましたね。
昨日の秋の特別編の感想を述べたいと思います。
「憑かれる」:主演 松下奈緒
原作は貫井徳郎の同名小説、最初のあたりで白服の男が濡れたまま出てきたり出される前の料理の内容を見て面白そうだなと感じました。
途中で?と思ったのが主人公の出した作品が友人の描いた小説だと言うシーンで原稿が舞うのをわざわざCGを使ってまで怖がらせたところや実はドッキリでしたもなんかありきたりで目新しくはないなと思いました。
往年の基本的な緩急がついたホラーだと思えば納得はしますがその反面尖ったところは一つもないなと思いました。
「JANKEN」:主演 三浦春馬
「通算」や「はじめの一歩」や「日の出通り商店街いきいきデー」を髣髴する作品ですね。
一つのテーマを膨らませて大味にした感じただそれだけ。
話題の主役に安定のキャスティングで送る超大作と付ければ最近の映画に通じるかなと。
今後はこういう方針のギャグは飽きたかなと思います。
「ベビートークA錠」:主演 水川あさみ
「笑うせえるすまん」や近年放送した「倦怠期特効薬」や「殺意取扱説明書」のようないわゆる「不思議なアイテムを取得して…」という作品。
幼児退行の副作用は途中で読めたけどもそこまでは良かった。
しかし、唐突な展開を繰り広げるだけ、結局はハッピーエンドで肩透かしをくらっただけでした。
夢オチはいただけなかったし、単なる夢オチじゃなく夢で終わらせないように主人公にけじめを付けさせるためだけにベビートークA錠を出したのは少し無理があったかも。
バッドエンドやビターに持っていくにも夫やまわりの存在感がやや気薄だなとおもいました。
「耳かき」:主演 浅野忠信
原作は「夜汽車の男」「理想のスキヤキ」の泉昌之の作品。
原作はまだ読んでいないのですが上記二つの作品と比べると主人公のこだわりに共感はあまりもてなかったなあと思います。
それを抜きにしても「夜汽車の男」のように主人公と周りがつながってないようで途中でつながっているという構成なら面白かったのですが、この話だと主人公と周りがあまり関係せずターゲットの女性がこちらを振り向いただけで他に冒頭の人たちが関係なく主人公のダンディズムのためにいるだけなのが残念です。
オチは単純で明快なのが良いですね。
すこし食傷気味かなとも思うので他のコメディが見たいかなとも思います。
「いじめられっ子」:主演 志田未来
原作は永山驢馬「時計じかけの天使」。
オチは読めました。
しかし、そこに行く過程が良かったです。
せっかく友人を作っても記憶を操作されなし崩しにされ作られた目的のために抗うことを許されないというあたりが良かったなと思います。
涙を流したシーンも人によってはありきたりに感じるかもしれません。
自分も半分はそうかなと思っていますが体を動かせず記憶を操作されそうになり最後の抵抗が彼女自身の感情を出すことこそ唯一の抵抗だったんだろうなと感じます。
「採用試験」みたいな悲劇的な涙ではなく必死に自分らしく生きようとした証だったのかもしれませんね。
それでも次の学校へ送られていくのを見るとそこだけを見るのなら悲劇ですが友人といた証である人形がさわやかな後味になっているなあと思います。
「ストーリーテラー」:タモリ
今回は王の座と剣。
最近のニュースに対する風刺かなと思いました。
ファミリー劇場やフジテレビONEでよく「世にも」の再放送を見るのですが第二シリーズの冒頭で有名な偉人の言葉をよく持ってきていた時があったんだなあとふと思いました。
「総評」
全体的にあと一歩よりまだ一歩という感じですね。
世にも奇妙な物語を築き上げた第一線の人たちがそれぞれの居場所で活躍をしているので元は失敗ありきで出した番組がここまで続き今は登竜門的な番組になりつつあるのですから後進の人たちにも頑張って欲しいなあと思っています。
しかし、前年の春のような目的ではいけないと思うのであくまで「世にも奇妙な物語」という番組として作っていって欲しいです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
来年も楽しみですしファミリー劇場などのCS放送での再放送も楽しみです。
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